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COLUMN 物流コラム

2026/04/08

マテハンDXとは? パレットやカゴ台車管理の課題、IoTによる解決方法を解説

マテハンDXによるパレット・カゴ台車管理のイメージ

パレットやカゴ台車などのマテハン機器は、物流現場の効率化に欠かせない資産です。
しかし多くの現場では、次のような問題が発生しています。

  •  ・パレットやカゴ台車の所在が分からない
  •  ・回収が遅れ、数量が合わない
  •  ・紛失や長期滞留が発生している

このようなマテハン機器の紛失・滞留の問題は、物流業界の共通課題です。
近年は、IoTやクラウドを活用した「マテハンDX」によって、この課題を解決する取り組みが進んでいます。

本記事では、1,000社以上の顧客を持つマテハン機器メーカーのワコーパレットが、

  •  <マテハン機器運用の課題>
  •   ・その原因
  •   ・最新のDXソリューション
  •   ・失敗しない導入ポイント

を分かりやすく解説します。

目次

  1. マテハン機器の紛失・滞留が起きる理由と現場の課題
  2. なぜパレットやカゴ台車はなくなるのか?
  3. マテハンDXとは? パレットやカゴ台車の管理を効率化する仕組み
  4. マテハン管理ソリューションのメリット・デメリット
  5. 失敗しないマテハンDXの選び方
  6. マテハン管理を可視化するDXソリューション 『LP-WATS』 とは?
  7. まとめ|マテハンDXで物流現場の管理課題を解決

1.マテハン機器の紛失・滞留が起きる理由と現場の課題

物流現場では、パレットやカゴ台車などのマテハン機器が拠点や取引先の間を日々移動しています。
輸送や保管の効率化に欠かせないアイテムですが、運用面では次のような課題が発生しています。

  •  ・パレットやカゴ台車の所在が把握できない
  •  ・取引先で滞留して回収が遅れる
  •  ・実際の保有数と管理台帳が一致しない
  •  ・紛失による追加購入が発生する
パレットやカゴ台車の紛失・滞留に関する課題

このようなマテハン機器の紛失・滞留は、物流業界では珍しくありません。
特に拠点数や取引先が多い企業ほど、機器の移動状況を把握することが難しくなります。

また、マテハン機器は物流業務を支える設備であり、売上に直接影響しないため、管理が後回しになりやすい
傾向があります。
しかし近年は、人手不足や物流コストの上昇により、管理の重要性が高まっています。

2.なぜパレットやカゴ台車はなくなるのか?

パレットやカゴ台車の紛失や滞留が発生する主な原因は、次の3つです。

アナログ管理に依存している

  多くの物流現場では、紙やExcelによる管理が行われています。
  手作業での記録は入力漏れやミスが発生しやすく、実態とデータが一致しないケースも少なくありません。

回収管理が属人化している

  回収管理を担当者の経験や記憶に頼るケースも多くあります。
  担当者の変更や業務量の増加により、管理精度が低下するリスクがあります。

拠点間や取引先との移動が多い

  マテハン機器は複数の拠点や取引先の間を移動するため、どこに何台あるのか把握することが難しくなります。
  物流ネットワークが広い企業ほど、この管理は複雑になります。

3.マテハンDXとは? パレットやカゴ台車の管理を効率化する仕組み

IoTによるマテハン管理の可視化イメージ

こうした課題の解決策として注目されているのがマテハンDXです。

マテハンDXとは、IoTやクラウドなどのデジタル技術を活用して、パレットやカゴ台車などのマテハン機器の位置や数量を可視化する仕組みを指します。

DXを導入することで、次のような管理が可能になります。

  •  ・マテハン機器の所在をリアルタイムで把握
  •  ・拠点ごとの保有数を可視化
  •  ・滞留機器の早期発見
  •  ・紛失リスクの低減

これにより、管理精度の向上や物流コストの削減、業務効率化につながります。

4.マテハン管理ソリューションのメリット・デメリット

マテハン機器の管理にはさまざまな方法があります。

Excel管理

 最も手軽な方法で導入コストがかからない点がメリットです。
 一方、手作業による入力が必要なため、更新漏れや入力ミスが発生しやすい課題があります。

バーコード / QRコード管理

 バーコード / QRコードを読み取ることで、Excel管理より正確なデータ管理が可能になります。
 ただし、読み取り作業は人手で行い、1m以内の距離で個体ごとに読み取る必要があります。

RFID管理

 RFIDタグを使用することで、多数の個体を5~10mの距離で読み取ることが可能です。
 作業効率は高まりますが、タグや読取機、ソフトウェアの導入・ランニングコストが比較的高い点が課題です。

IoT管理

 5G、Wi-Fi、Bluetooth、LPWAなどの通信技術を活用すると、マテハン機器の位置情報や移動履歴を
 リアルタイムで把握できます。
 人手作業を減らしながら高精度な管理が可能なため、物流DXの一環として注目されています。

マテハン管理方法の比較表

5.失敗しないマテハンDXの選び方

マテハンDXを導入する際は、次のポイントを確認することが重要です。
導入後に「使われない」「定着しない」といった失敗を防ぐためにも、以下のポイントを事前に確認しておきましょう。

現場の運用負担が少ないか

 現場作業が増えるシステムは継続運用が難しくなります。
 業務フローに合った仕組みであるかを確認しましょう。

拠点間管理ができるか

 複数拠点や取引先との物流がある場合は、拠点間のマテハン管理が可能かが重要です。

可視化ができるか

 マテハンDXの目的は「見える化」です。
 パレットやカゴ台車の所在や数量をリアルタイムで把握できるかを確認しましょう。

6.マテハン管理を可視化するDXソリューション 『LP-WATS』 とは?


LP-WATSによるマテハン管理の可視化イメージ

ワコーパレットが提供する 『LP-WATS』 は、IoT技術を活用したマテハン管理システムです。
パレットやカゴ台車の位置や数量を可視化し、次のような課題を解決します。

  •  ・マテハン機器の所在把握
  •  ・滞留状況の可視化
  •  ・拠点ごとの保有数管理
  •  ・紛失リスクの低減

『LP-WATS』 を導入することで、物流現場で発生するマテハン機器の紛失や滞留を防ぎ、効率的な運用を実現できます。

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7.まとめ|マテハンDXで物流現場の管理課題を解決

パレットやカゴ台車などのマテハン機器は物流に欠かせないアイテムですが、紛失や滞留といった課題が多くの現場で発生しています。
こうした課題を解決する手段として注目されているのが、IoTやクラウドを活用したマテハンDXです。
パレットやカゴ台車の位置や数量を可視化することで、管理精度の向上や物流コスト削減につながります。

マテハン管理の課題を感じているお客様は、DXによる管理の見直しを検討してみてはいかがでしょうか。

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